第2回アプリはしご勉強会開催レビュー
2023年6月29日 木曜日 アドビ株式会社 大崎オフィスにて
私がAdobeのCommunity Expertになってから初の公式な活動参加となりました。
目的
Community Expertのレベルアップを図る。 ・専門外アプリを使えるようにする。 ・各アプリ間の連携を覚える。 ・マンツーマン、ハンズオンセミナーを可能にする。 ・Community Expert間の親睦を図る。
リアルタイムのリレー方式でこちらの動画制作を主ないます。
今回の講師メンバー紹介
> フードイラストレーター 松野美穂 さん
Fresco講師 : によるイラスト制作担当
http://www.matsunom.com/
> デザイン講師ブロガー セッジ さん
Illustrator講師:べジェ曲線をイスト内に道順パスを描く
https://www.sedge-design.com/
> Pr編集者 渡辺考三さん(フォーラム名150kw)
AfterEffects講師 : Illustratorで作った道をAfterEffectsで描画
今回の画面構成と下絵なども準備してくださいました。
https://community.adobe.com/t5/user/viewprofilepage/user-id/10565855?profile.language=ja
> 自給自足ライター 阿部信行(STACK_NOBU)さん
Premiere Pro講師:Premiereでプロジェクトを読み込みBGMや他のイラストと合成し、ムービーを書き出し
https://stack.co.jp/
> 企画・運営
渡辺考三さん(フォーラム名150kw)
大代勝也さん
https://e7sharp9.com/
勉強会の内容
1, Adobe Fresco
今回元絵を提供してくださった150kwさんの下絵を松野さんがリアルタイムでヒヤリングしつつイラストに仕上げていくという試み!
なんと今回の講義前日にアップデートしたということ。ぶっつけ本番で新しいブラシなど試していました!流石! ちなみに下絵は緑ですが、当日のリクエストで秋の紅葉風景に仕上げることとなりました。150kwさんはご自身の描いた下絵がどう変わっていくのか気になるようでAdobe Frescoの操作や描き方についての質問を沢山されていました。
今回の講義でベテランイラストレーターである松野さんによる印象的な言葉は「アナログでもデジタルでもリラックスして楽しむことが大事ですね、デジタルなんて何度でもやり直せるんだから尚更ですよ〜」という何気ない一言でした。これは我々クリエイティブに関わる全ての人に言えることではないかと思います。初心忘れる事なかれはこういった意味でもありますね。
2, Adobe Illustrator
次のパートはセッジさんによるセッションはIllustratorによるパスの描き方
先ほど松野さんが描かれたイラストにパスを入れてAfterEffectsでアニメーション化出来るように加工していきます。後工程までしっかり考えられた画像の埋め込みチェックやトリミングなどにも気を使いつつ作業を進めます。パスで曲線の道路をトレースする方法を2種類実演して頂きました。
3, Adobe After Effects
150kwによるAfter Effectsの実演で、道路のなめらかな進行を表す読み込みについて
aiファイルをAfter Effectsに読み込むところからベクター部分の編集を行います。線を太くしたり色を変更したりします。完成したベクターデータを使ってタイムコードを作りキーフレームの設定し再生速度や途中で進行速度が変わる方法なども実演して頂きました。
4, Adobe Premiere Pro
ここまでで作られた「イラスト」「ベクター」「アニメーション」などのデータを読み込んで動画コンテンツを作っていきます。
まずは何かのデータを読み込んでシーケンスを作ります。After Effectsで作ったアニメーションを取り込んで合成編集などの作業を実演してくださいました。
参照データとして読み込んだAfter Effectsデータを直接編集してベクター部分の色を変えたり、BGMを追加したりと基本的な編集の手順を詳細に解説して頂き、ハタケヤマ モエさんが事前に準備してくださった車のイラストをMAPの中で走らせます。「空間保管法」と「時間保管法」についてかなり詳しく説明されていました。そのあともオーディオメーターの見方や幾つもポイント要所の解説をして頂き、最後は全ての工程が合算されたコンテンツとして完成されました!
補足
ハタケヤ マモエさんの作ってくださった車の素材
【Adobe Fresco】
ぶっつけ本番!試行錯誤しながらモーションで描くライブ
After EffectsとPremiere Proではかなり共通の作業が出来る部分が増えていて、どちらか単体で出来てしまう領域が増えている。しかし深く学んでいけばやはり一長一短有るので特徴をしっかり捉えてどのアプリケーションを使うか選ぶことが大事ということが言えるでしょう。そして多くのツールを使いこなすことで自分の中で可能性が広がり、表現力は無限になっていくことは間違いないので、こうした勉強会で興味を持つ切っ掛け作りが行われていくのは、我々プロ同士の中でももっと積極的に行われていくことが大事だと思える会でした。
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