医療機関のウェブサイトを広告規制の対象とする改正医療法が6月施行
厚生労働省は2017年の8月から、医療機関によるホームページ上で虚偽・誇大広告の取り締まりに向けてパトロールを開始していました。「絶対に安全な手術」や「必ず成功」などの文言はトラブルの原因にもなり、国民生活センターへの苦情や相談の対象としても事例がたくさん上がっています。
特に美容医療の業界での相談が多く、虚偽・誇大広告を禁止する改正医療法が成立しておりホームページ自体を広告とみなし、昨年12月までに730サイトを審査した結果、「国内最高峰の○○治療を行うクリニック」「モデルも通う、○○クリニック」などの不適切な記載が85サイト(医療機関数は延べ112件)で見つかったということです。
デザイナーや広告代理店こそ知っておこう
こうした虚偽の内容や、法的に問題の有る内容を制作したということになれば、勿論制作した方も社会的にペナルティーを負う可能性があります。少なくとも知っていてやったのなら「あそこは信用できない」「悪質な仕事も請け負う」などの噂が立ちますし、知らなかったとなれば「知識が足らない」「専門性がない」「頼りにならない」と言われてしまうでしょう。
広告は広く沢山の人に情報を伝える手段です。
出来る限り専門的な知識にはアンテナを張っておきましょう。
引用元
厚生労働省:政策について・医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=335126
IZA:医療の誇大広告、279件把握 厚労省、ネットの不適切記載監視
https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/171104/lif17110421290020-n1.html
ITmedia:「絶対に安全な手術」「必ず成功」はNG! 医療広告規制、Webも対象に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/31/news060.html
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